| 酒のなる木 |
| もし、金のなる木が自分の家の庭に生えていたら、どんなにいいだろうと誰でも考えることでしょう。 この不況の折、誰しもがほしいものです。 酒の飲みなら、金のなる木が叶わぬなら、せめて酒のなる木 がほしいところです。ところが、この酒のなる木というのが本当に実在するそうです。 日本では、樹齢300年近くたつ彦根城の枯れた松並木が、“酒カスをたっぷり根もとに与えたところ、 みるみるうちに回復した”との不思議なエピソードも残っております。また大正時代、新潟県のある 酒造蔵の酒蔵のそばにある、樹齢200年を超える杉の大木から、アルコール分をたっぷり含んだ雫が 湧き出してきたことがあったそうです。酒蔵の庭に生えている木だから長い間にこぼれた酒をタップリ吸いとっ ていたんだろうと、地元の人は噂しあい、「酒杉」と名前をつけられて、県の史跡名勝記念物にも指定 されましたが、その後枯れてしまいました。 また海外ではアフリカ原産の「酒のなる木」、その名も「シロ」。お酒好きが泣いて喜びそうなこの木 は、アフリカ中部、ハシ川流域に生育しており、樹液にかなりのアルコールを含んでいます。味の方も “かなりイケる(!)”とか。アフリカでは、「ブララ酒(ブララは、ハシ川流域の町の名前)」と 称して市販しております。お立ち寄りの際、お見かけすることがありましたら、ぜひ一度ご賞味くださ い。 このような酒のなる木は、あちこちから報告されているが、その木の内部を循環している樹液には、 糖分が含まれているので、それが何かの理由で発酵して、アルコールになったのだろうと考えられているそうです。 |