ワインの適温

 酒を飲むマナー、ルールに関して、ワインほど細かくいわれている酒はな い。これもいかにおいし′、ワインを飲むか、ということからきているわけで、 めんどうだと思ってはいけない。

 さて、ワインを飲もうという場合、それまで横に寝かしていたぴんは、飲 む数時間前にたてておく。 びんのなかのオリを底へ沈めるためだ。

次は栓抜 きだが、飲む時刻に合わせ、赤ワインなら一時間前、白の辛口は十五分前、 白の甘口は直前に抜く。この時間は、ワインが空気とふれて芳香を発生させ るために必要なこと。赤ワインは、オリやカスを除くためにデキャンターと いうぴんに移しかえたい。

 問題はワインの温度だ。一般に″赤は室温、白は冷やす”といわれている が、これではあいまいすぎる。ことに室温ではわかりにくいが、実はこれは フランスの昔風建物におけるタイ二ングルームの温度をさしているという。 その温度は十七度前後。  つまり、17度程度が赤ワインの適温というわけです。